大八ですけど喰えてます。

大工になりたくなかった大工のブログ。階段作れない、和室作れない、大八ですけど喰えてます。

大工、小説どうやって終わらせるんだ問題!

大工、小説どうやって終わらせるんだ問題! さあ、小説も書き進めて一年も二年も過ぎてゆくと次第に考えなければいけなくなるのが、終わり方の問題。 「えっと、この話って最後どうなるんだ・・・?」って、書いてる本人が思っちゃうのよね。 これについては…

大工、小説をいざ書き始めると・・・

大工、小説をいざ書き始めると・・・ えっとね、小説を書こうとする人なんて、ぜったいナルシストで私小説的なことをオリジナルの物語だと言い放って書き始めるんですよ。 少なくとも、物語を作ろうって時には、自信の体験を参考にして構築していく方が完全…

大工、小説を書くって言ってもさ・・・

大工、小説を書くって言ってもさ・・・ うつ病&無職で同棲生活がスタートしてすぐ、僕は小説を書こうと躍起になって興奮状態。 そのくせに、それまでほとんど小説なんて読んだことなかったんです。児童文学は好きだったんですけど、小説と言えば司馬遼太郎…

大工、小説書いてみようかな・・・

大工、小説書いてみようかな・・・ バンドと職を失って、うつ病時代に突入した頃の僕は、とかく人生の目標をなくして心も身体もフラフラしていました。 にもかかわらず、現在の妻と同棲するべく実家を飛び出してしまった時期でもあるんです。うつ病持ちの無…

大工、猛暑との戦いオーバーザ・サン

大工、猛暑との戦いオーバーザ・サン 着の身着のまま心の赴くまま、働きたかったら働けばいい、やりたくなければ寝てればいい、そう、自由が売りよの職人生活ですが、真夏は暑さとの戦いです。 連日の猛暑猛暑猛暑、もうしょうがないよ・・・コホン。 最近は…

自社施工ですか、そうですか

自社施工ですか、そうですか 「自社施工だから安心」「100%自社施工」など、町を歩けばこうした宣伝広告を見かけます。 これは「自社の社員が職人として作業を行います。下請け会社に外注しないから責任の所在も明確だし、中間マージンも発生しなくて金…

心にストッパーはあんのかい?

心にストッパーはあんのかい? 大工の息子として生まれた僕は、間違ってもなりたくて大工になったわけではありません。親が大工じゃなかったら100%大工にはなっていなかったと思います。 そんな僕ですが、小学校四年生の図工の授業で不思議な経験をした…

大工、ホームセンターといえば!

大工、ホームセンターといえば! 一人親方として独立してからホームセンターによく行くようになりました。大工なので、釘だのビスだのノコギリの刃だのと消耗品を買う必要があるからね。 工務店時代は懇意にしてた金物屋さんでみ~んなツケで購入してました…

大工、電動工具かっこいい!

大工、電動工具かっこいい! マキタに日立にボッシュにヒルティ、更にはリョービの事業を承継した京セラと、様々な会社がプロの職人向けに電動工具を販売しています。 マキタはマキタブルーと言われる青と黒の配色。ヒルティは目にもまぶしいオレンジ寄りの…

大工、『北の国から'92巣立ち』

大工、『北の国から‘92巣立ち』 自分の職業が映画やドラマなどで出てくるとモヤッとすることってありますよね。んなこたあないっ! ありえないっ! て感じに。 大工としてのモヤつき度NO1は『劇的ビフォーアフター』なのですが、今回は別の話。 名作ドラマ…

大工、飲み会に行こう!

大工、飲み会に行こう! 職人をやっているとしばしば訪れる大ピンチ! 「今度、呑み行きませんか?」 きたあああ!! きたきたきました! 呑みのお誘い。 職人のみなさんや取引先のみなさん、現場で仲良くなってくるとちょいちょいこんな僕を誘ってくれます…

職人二世問題

職人二世問題 試しに『職人二世』や『職人二世問題』とネットで検索してみると、出てくるのは伝統工芸や伝統芸能の後継ぎ不足の問題がほとんど。それと、芸能人やタレント二世の記事くらいです。 タレント二世の話は置いといて。話題にしたいのは後継ぎ不足…

大工、結局は大工?

大工、結局は大工? 会社を退社して実家の工務店に戻ったあとの数年間、僕は産廃営業や内装解体の仕事で得た知識や経験、それに人脈を生かして、工務店の経営を立て直すことに精を出しました。 だけどね、かなり早い段階から父も母もよく思ってなかったのよ…

大工の子は大工、

大工の子は大工、 その数時間後、警察署から実家に連絡があり、兄を連れて行った二人組はヤクザなどではなく、刑事さんだったことがわかりました。見た目からしてマル暴だったのかも。 ということで、勤務中にも関わらず僕もその事実を知り、兄に対して怒り…

大工、ヤクザみたいな人?

大工、ヤクザみたいな人? 内装解体班の売上と利益を会社に申告する度に「職人って儲からないね」と上司にチクりと言われながらも、班のみんなと苦楽を共にしていた時期。 ある日、解体の現場はみんなに任せて、僕は問い合わせ対応や得意先への挨拶廻りなど…

大工、華の解体班時代

大工、華の解体班時代 初仕事に成功した内装解体班はその後、戸建ての在来風呂の解体、ブロック塀の解体、バルコニーやウッドデッキの解体、マンションのスケルトン解体などをどんどんとこなし、ハコちゃんとセリさんのレベルもめきめきアップ。 ついには僕…

大工、初めての解体!

大工、初めての解体! 「いつもお世話になっております~。○○産業の○○です~。今度、ウチの会社で内装の解体を始めたんですよ~」 こんな風に、産廃のお得意様であるリフォーム屋さんや建設会社に片っ端から内装解体班の仕事を取るべく電話をかけました。す…

大工、仕分けの虎

大工、仕分けの虎 そんなわけで、内装解体班が設立されることになり説明会が開催されたのですが、そこに意外な人物が呼ばれていたんです。 僕の勤めていた産廃会社は、横浜市と川崎市にいくつかの事業所を構えており、業界内でもそこそこの規模を持った会社…

大工、新グループ結成!

大工、新グループ結成! 会社の問い合わせ対応や建物解体の現場管理の業務に追われる中、産廃営業時代で最も大きな動きになる仕事を唐突に任されました。 「おまえ、大工だったんだから、内装の解体くらいできるんじゃない?」 「まあ、やったことあるっちゃ…

大工、実録!○○屋敷!!

大工、実録!○○屋敷!! 産廃営業部の仕事も慣れてきた頃、先輩お二人の業務をサポートすべく、Kさんからは建物解体の仕事を引き継ぎ、Yさんからは会社の問い合わせの応答という仕事を引き継ぐことになりました。 「もしもしすいません。あの~畳を何枚か捨…

大工、飛び込み営業

大工、飛び込み営業 元ヤンキーと元ヤクザという愉快な先輩二人の下で働いた産廃営業部時代。主な仕事内容は飛び込み営業でした。売り物は二つ、「ゴミ捨てに来てね」の産廃受け入れの営業と「ゴミ取りに行くよ」の産廃収集運搬の営業。 この飛び込み営業。…

大工、建物解体!

大工、建物解体! さあ、Kさんに瞬殺でマウントをとられてしまった僕は子分の運転手よろしくいよいよ建物解体現場に到着。さっそくアニキに買ってもらった靴に履き替えてと・・・。 「Kさん、お疲れ様です!」 と、元気よく声を掛けてきたのは先に現場で待っ…

大工、おヤクザ入門

大工、おヤクザ入門 人として大切なことを沢山教えてくれた産廃営業部の先輩Yさん。実はそのYさん以上にクセの強い人物だったのが、もう一人の先輩Kさんです。 Kさんはすんごい特殊。このような人物は一般的な企業内では存在しないでしょう。てか、存在した…

大工、スジとは!!

大工、スジとは!! 前回、産廃営業部時代の先輩Yさんがよくよく使っていた、スジ、について意味がわからないと書きました。が、もう一度スジについて考えてみたい。 なぜなら、このままだとYさんにも読者のあなたにもスジを通せていないことになってしまう…

大工、スジってなんぞ?

大工、スジってなんぞ? 産廃屋の営業部に入って間もなく、僕のメッキはボロボロ剥がれて、あっという間に世間知らずの31歳末っ子ボーイだということを露呈してしまいました。 ある日のこと、僕の失態で会社に大きな損失が出てしまう寸前。僕は営業部の先輩Y…

大工、桐生一馬に出会う

大工、桐生一馬に出会う 自分が活きる場所、勝てる場所を求めて就職した産廃屋でしたが、大きな誤算があったんです。それは営業部にいた二人の先輩。 一人は元ヤクザで、一人は元鬼ヤンキー、みーんな仲良く歌いましょ♪ じゃないんだよ! 先ずはYさんです。Y…

大工、一日中パソコンに向かう

大工、一日中パソコンに向かう オフィスのお仕事。それすなわちパソコンなり。 というわけで、職人として作業着しか着たことのない人生だった僕が、スーツを着るお仕事になった初日、言い渡された仕事内容は・・・ 「名刺サイズの会社広告を作ってくれ」 キ…

大工、そしてスーツを着る

大工、そしてスーツを着る 産廃屋に就職して三ヵ月を過ぎる頃、会社に直談判した成果が実って、ついにその日が来ました。 「○○は明日から、営業な」 工場を訪れた本部長に肩を叩かれたんです。これはうれしかったよ~。即座に「スーツですか?」って聞いても…

大工、指先からミートくん

大工、指先からミートくん 試用期間終了と同時にスーツを着ることを決めていた僕ですが、いい出会いもあったりして、楽しく産廃仕分け作業員を続けていました。 ある日のこと、残置物といって、戸建ての解体工事やリフォーム工事をする際に捨てられる所謂粗…

大工、うつ治ったかも?

大工、うつ治ったかも? 汗と泥とチリとホコリにまみれた産廃屋の仕分け作業員時代、僕に変化がありました。 それは、苦しんでいたうつが気にならなくなったこと。 一応、それまでも立ち直るためにやっていたことがあります。それはケータイにひたすらメモる…