大工、電動工具かっこいい!
マキタに日立にボッシュにヒルティ、更にはリョービの事業を承継した京セラと、様々な会社がプロの職人向けに電動工具を販売しています。
マキタはマキタブルーと言われる青と黒の配色。ヒルティは目にもまぶしいオレンジ寄りの赤と黒の配色。日立は緑と黒、黄色と黒、ピンクと黒といったバリエーション。
み~んな何がしかのカラーと黒を組み合わせた配色なんです。
この配色、ちょ~かっこいいよ。男の子心というか、少年の憧れというか、とにかくそそる。子供の頃、おもちゃ売り場のショーケースに並んだプラモのジオラマを見た時のようなムラムラ。
夏の日に、友達と虫取り網を持って、草むらを分け入った先の雑木林で茶色く光るノコギリクワガタを見つけた時のようなワクワク。
ジャンプに連載していた学園モノ漫画『SKET DANCE』の中で、こうした感情のことを”ヒュペリズム”と名付ける回があるんですけど、アレに倣って言えば電動工具はめちゃくちゃヒュペる。よく見ると無駄にメカっとゴツゴツさせたデザインでヒュペりまくる。
かように昨今の電動工具のカッコよさはちょっと無視できないものがあります。プロの職人ではなくとも、電動工具が好きだからと言って、工具自体を所有したり飾ったりすることを楽しむ人もいるらしいのですが、その気持ちもわからんでもない。
しかし、昔は電動工具ってシルバー一色とか、ほとんど緑とか、ほとんどオレンジの単色塗りのハードコアなものばっかりでした。鉄むき出しって感じだった。
これが、DIYっていう言葉を巷で聞くようになり、ホームセンターなんてものが増え始めた2000年代の初頭くらいからマキタも日立もカラー配色が上述した青と黒、白と黒、ピンクと黒、といった黒と合わせたかっこいい配色になっていったんです。
この頃、最初に工具のカラー配色の刷新を企画した人orチームが絶対に参考にしたっしょ! っていうものがあります。こっち勝手に邪推してます。今回はそれを言いたいだけの回。
だって、マキタにしろ日立にしろ、今のカラー配色になった電動工具を見た瞬間に、すぐそれが思い浮かびましたからね。
この配色ってさ・・・ずばりゾイドでしょ。80年代生まれの男の子たちなら誰もが通った道。それがメカ生体「ゾイド」。Z・O・I・D・Sでゾイド。
タカラトミーが電動工具作ったらバカ売れ必至ですよ。元祖だからね。シールドライガーモデルのインパクト。グスタフモデルの丸ノコ。アイアンコングの腕モデルのサンダー・・・ほら、激ヤバだよコレ!
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