大工、うつ治ったかも?
汗と泥とチリとホコリにまみれた産廃屋の仕分け作業員時代、僕に変化がありました。
それは、苦しんでいたうつが気にならなくなったこと。
一応、それまでも立ち直るためにやっていたことがあります。それはケータイにひたすらメモること。んで、それをことあるごとに見返してました。トイレとか、休憩とかでね。
何をメモってたかというと、自分の「やらなきゃいけないこと」「やるべきこと」「やりたいこと」「やれること」、この四つです。
例えば・・・
やらなきゃいけないこと→生活全般(掃除洗濯とか)・仕事とかの労働系。
やるべきこと→勉強・読書・貯金・ダイエットとかの努力系。
やりたいこと→バンド・海外旅行・絵を描くとかの趣味系。
やれること→ギター・大工仕事・車の運転とかの能力系。
こんな感じに、ひたすらメモって、それを毎日毎日むぁ~~いにちっ! 眺めてました。すると、やりたいことをやるためには~とか、今やれることはこれなんだから~とか、少しずつ未来が見えてきて、気力もちびっと出てくるんです。
その気力が、転職を繰り返して産廃屋に辿り着くまで僕を動かしたのは間違いない。右手はグー。
だけどこれとは他に、うつが治るきっかけになった決定打もあります。もう、これがいっちばん大きい! それは・・・
心を許せる人との出会いです。
産廃屋の事業所長だったMさん、この人と一緒に働いたことが、結果としてセラピーみたいになったとしか思えないんですよね。もう感謝しかないよ!!
今、真面目に振り返ってMさんが他の人物と何が異なっていたのかを考えたい。ここ重要。
先ず、Mさんは僕に沢山質問をしてくれました。趣味は? 好きな漫画は? 好きな女優は? なんていう風に作業しながら僕に聞いて、周りのみんなにも聞いて、和気あいあいで笑い合うまでのコンボをバシバシ決めてくれた。
次に、Mさんはスーパーポジティブな人柄でした。仕事上のトラブルも人との出会いも、それこそ昼食やトイレに行くことですら楽しもうとする人だった。
お昼になると他の作業員は仕出し弁当を食べるのに、Mさんはカセットコンロとフライパンを取り出して、ジュージュー料理して昼食を食べるんです。普通めんどくさいでしょ。
そんなMさんとの日々がいつの間にか、自分がうつであることを忘れさせてくれました。
出会いはガチャだから、僕は運が良かった、って言ってしまえばそれまでですが、SSR引くためには大変だけど行動するしかないのよね。
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